没個性を称えよ、個性を解放せよ

ベッドに鎮座する人体風の奇怪なオブジェの落書き

ロシア留学17日目 ロシアの面白かったこと @大学寮

17日目だ。昨日はよくわからないが書く気力が起きなかった。ここ数日は毎日授業日だから仕方ない。今日もまた市街地に出ておらず特筆すべきこともないので、20日弱のロシアでの生活を振り返ってみて気に留まったことをちょっと紹介してみようと思う。

 

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(サンクトの血の上の救世主大聖堂)

1.ロシアのお金

ロシアの基本通貨単位はルーブル(Р)だ。ピーではない。これはエルと読む。コペイカという1つ小さい通貨単位もあるが、多分今は使われていない。全部ルーブルだ。最近(2017年9月)での円とのレートは大体1P=2円弱と言った所だ。ルーブルには小銭が4種(1,2,5,10P)、紙幣が5種(50,100,500,1000,5000P)ある。スーパーのレジで1000P以上の紙幣を出すとおばちゃんに嫌な顔をされる。

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(銭。)

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(紙。これで全種ではない。)

 

まあ紙幣を持ち歩かなくてもVISAやMasterCardなどのクレジットカードが広く使えるので、屋台での買い物等以外では現金がなくても困ることはない。ただ、サービスの行き届いたレストランやカフェなどではチップ用の現金があった方が便利だとは思う。自分は一昨日までガン無視(というか知らなかった)してたけど。

 

「レストラン」と言えるような飲食店には基本レジカウンターはなく、ウェイターがテーブルに請求書を挟んだファイル(?)を持ってくる。それに料金+サービス料(チップ)を挟んでテーブルに置いとく。心配ならチェックパジャールスタって言えば確認してくれる。チップは料金の10%程度。

 

2.ロシアの食い物

私はコミュ障で知らない人と話すのが苦手なのであまり飲食店に行ってはいないが、フォーマルな所以外で食べる・買うのは結構安い。例えばケンタッキーだとチキンサンドイッチとポテトのセットが60P(約120円)だったり、スーパーの牛乳は1L 100円しない。大衆の食事処(○○国料理店みたいな)だと腹一杯食べても大体200~300P。

 

何より、Столовая(スタローバヤ:食堂)は庶民の心強い味方だ。食べたいものを取るカフェテリア方式で、日本人には多すぎるかなってくらい取っても200P以内で収まる。サンクトだとそのまま店先にСтоловаяと書いてあるがモスクワのは一つ一つ店名が付いていて調べないとわからない。

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(モスクワのどっかの食堂。ロシア語が下手過ぎて通じず肉マシマシにされた)

 

食い物自体に目を向けてみると、結構日本人の味覚には合う。まあこればかりは実際に体験してもらわないとわからないが、ロシアで生きていかなければならなくなった場合でも、食感覚の違いで絶望することはないと思う。何でもかんでもスメタナサワークリーム)かけてくるので苦手な人は注意。

 

ただ勿論例外も存在する。特にヤバいのは、見かけ(印象)と中身(実際)が乖離しているパターン。例えば、明らかにクリームだろと思ってフォークを刺したら実は砂糖菓子でした、とか、パッケージに「キャベツ」って書いてるのに開けたら昆布でしたとか。こういう類のやつは驚くと同時に期待していた味から離れるので食うのが困難である。

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(キレそう)

 

あと全般的にアイスがうまい。寒いから冷たい菓子が発達したのだろうか。アイスは「マロージナェ」と言い、通りを歩いていれば屋台がいっぱいあるし、老若男女を問わずみんな買っている。

 

3.ロシアの交通

これはほぼモスクワの話だが、片側2車線くらいある道にはふつう「○○通り」という名前が付いており、住所もこの通り名を使って表される。ロシア文学を読んだことのある人なら目にしたことがあるかもしれない。地下鉄駅の名前にもよく通りの名前が登場する。

 

通りにはいつもたくさんの車が走る。混んでいようと道幅が小さかろうとお構いなしに高速で通過するので危険この上ない。この性質は車両の重さに関係ない。バスだろうと平気で60、70キロ出してくる。バスの運ちゃんは信号待ちでスマホを見るので発車タイミングが遅れる。しかもめっちゃ怠そうに運転する。

 

彼らはこちらが「通るぞ!」と行動で主張しない限り道を譲るなんてことはしない。なので歩行者のロシア人も日本ではありえないムーブをするのでビビる。

 

交通標識が見えていないのか、先天的にそういう認知の仕方をするのか、なぜか駐停車禁止のところにみんな駐車する。ただこの点に関しては私も京都で自転車駐輪禁止のところを駐輪場にしているので人のことを言えない。

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(中華街駅付近で見かけた間違い(法規)探し)

自転車と言えば、ロシアではあまり自転車ユーザーを見かけない。代わりに、セグウェイ、スクーター(自分でキックするやつ)、キックボードで移動している人が多い。確かに自転車より単純だが徒歩より早いので良いかもしれない。

 

4.ロシア人

8割がた仏頂面でその辺歩いている。仕事中ならなおさらムスッ。何故かわからないが情報を伝える時の声がでかくて、おつりはテーブルに叩きつけてくるので怖い。が、全く悪意はない。むしろ彼らは優しい。困ってたらすぐに助けてくれるし、拙いロシア語でコミュニケーションすると最後には笑顔を見せてくれる。

 

どうやらこの国では笑顔は貴重?らしい。笑顔の安売りはしないということか。一理ある。

 

困っている時には助けてくれるが、あまり干渉はしてこない。自分のような内向人間にはとても有難い。

 

あと、見かけで言えばやっぱり美人が多い。美人というのは「造形が整っている」という意味だが、ロシア美人というジャンルがあるのも頷ける。あとファッションセンスもいい人が多い。冷たいフランス人と言われてるだとかなんとか。ロシア人の少年少女とかヤバいですよめっちゃ綺麗。

 

 

ただ中年になるとみんなデデデ大王みたいになるのはなぜなんだ。

 

 

まあ今日はこんなところか。ロシアは言語の壁は厚いものの基本飽きないし、多分住みやすくもあるので旅行先・亡命先としてはとてもおすすめ。