没個性を称えよ、個性を解放せよ

ベッドに鎮座する人体風の奇怪なオブジェの落書き

ロシア留学13日目 @サンクトペテルブルク

本日もサンクト巡りであった。

10時にホステル出発を予定していたが、昨日の疲れが祟り寝坊した。まあ寝坊したところで今日は丸一日サンクトに費やせるので問題ない。

 

 

 

空きっ腹にパンとコンブのチーズ和え(謎)を詰めながら大体の計画を立てた。本日抑えたいのはドストエフスキー博くらいで他は正直どうでも良かった。

 

というわけでとりあえずホステルを出て真っ直ぐにドストエフスキー博物館へ向かった。通りの名は知らないがググれば即場所が出るくらいには有名らしい。入館料は学生50ルーブル。懐に優しい。

 

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(罪と罰の主人公、ラスコーリニコフ)

 

中にはドストエフスキーの出自、作品に寄せられた絵や彼の家の再現などが展示されていた。彼を熱心に慕う奥さん、そして子供が4人(うち1人は幼くして死亡)いたそうだ。ドストエフスキーみたいな博徒でも家庭持てるのか……と感心してしまった。まあそのような放蕩・限界の生活がなければ「罪と罰」も「地下室の手記」も生まれなかったかもしれない。

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(ありがとうドストエフスキー)

 

ド博を出たら昼時だったので、ドストエフスキープーシキンが常連であった文学喫茶へ行った。クラシックな雰囲気を究めた実に堅苦しい場所であった。ケーキは美味しかった。

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もう少し腹を満たそうということで近くの寿司屋に入ったがここは当たりであった。安くてそこそこ多くて美味しい。ただイチオシ商品が「核ロール(核爆発のキノコ雲を模した寿司)」だったのは不謹慎過ぎて笑った。このようなジョークを平然とやってくるあたりロシアらしい。食後に「美味かったか?」と聞かれた。敗戦国なので「はい」と答えておいた。

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(「核爆発ロール」)

 

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(日本人としては悔しいが美味かった。)

 

ここでモスクワから来た仲間と一旦別れた。正直何も計画していなかったので裏通りの散歩でもしようと思っていたが、ちょっと気になっていたウォッカ博物館(モスクワでも行ける)に同じ大学の友人が行くというのでそれに乗っかった。

 

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(レストラン併設)

 

ウォッカ博物館は実に面白い場所であった。元々生活感の濃いコンテンツが好きというのもあるが、ここは博物館の中では結構広範囲ウケしそうだ。飲み比べがついて450ルーブル。個人的には黄色いジンジャーが入った銘柄が気に入った。しかしウォッカってカクテルで飲んだほうが美味いのでは。

 

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 (エモい)

 

ネブスキー大通りに戻る際は友人を猫カフェに置いていった。カフェの店員に貧相な言語センスを露呈してしまった。また一人になったは良いものの特にすることもなかったので、サンクトを囲うように流れる大河ネヴァを横目に散歩した。水のある街は好きだ。

 

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(バルト海に通ずる大河)

 

ラストは最初の仲間と合流し、罪と罰の舞台を見に行った。罪と罰に登場する建物や道は大体特定されている。ドストエフスキーが脚色なしに書いたからだ。雨空もあり、その場所ピンポイントだけでなくエリア全体が小説に描かれていたような雰囲気を醸し出していた。運の良い雨空。

 

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 (罪と罰の主人公ラスコーリニコフが間借りしていたアパート(とされる住所にある建物)。ちゃんと石碑があった。)

 

明日の15時程度でサンクト巡りはお終いだが、この2日間でかなり充実した徘徊が出来ている。かなり歩く必要のある街だが全然飽きないのでロシアを知らない友人を連れて来たい。ホステルも綺麗で安い(重要)。

 

Доброй ночи.