没個性を称えよ、個性を解放せよ

ベッドに鎮座する人体風の奇怪なオブジェの落書き

ロシア留学7日目 @モスクワ

前回の投稿から1週間が経過した。あれから飛行機に12時間ほど揺られ、現地時間22時ほどにプーシキン記念ロシア語大学へ到着した。北国の気候を舐めてワイシャツ1枚しか羽織っていなかったので、モスクワの雨は骨身に応えた。

 

 

maiden-shortage.hatenablog.com

 

我々非関東出発組は飛行機の遅れでこのような真夜中に到着したため、寮の管理人が再出勤してくれるまで寒いロビーで待たされることとなった。ロビーにはフリーのWiFiが通っていたのでTwitterができたことが唯一の救いであった。

それから部屋に入り、滞在手続きやら初めての授業やらを済ませ、上モスクワ者なりにモスクワ市街を探検していたらブログを更新しないまま1週間が経っていた。弁解すると書くつもりがなかったわけではなく、ロシアの電話番号を入手していなかったのでPCをモスクワ市のWiFiに接続できていなかったのが原因だ。

 

授業内容や寮の設備に対する個人的感想やハウツーモスクワ散策は別の記事に置いておくとして、この記事では「初モスクワ旅行者」「初プーシキン大学留学者」向けに、モスクワで徘徊するにあたって最低限やっておいた(準備しておいた)方が良いということについてまとめておこうと思う。モスクワは有名な観光地に赴かずともあてずっぽうに歩くだけで十分楽しめるので、特に観光情報が欲しいときだけるるぶやらウェブやらを参考にすればよいと思う。

 

入モスクワ前にやった方が良いこと

1.パスポートケースとクリップを用意する
 ロシアでは法令により短期滞在する外国人は外出の際必ず①パスポート②出入国カード③滞在証明書を携帯する必要がある。②は入国時にもらえるパスポートのページと同サイズの。③はホテル等宿泊施設が発行する義務のあるである。①は当然としても②、③も出国審査などで必要なので失くすとまずい。そこで、予め日本でパスポートケースを買って全部入れておいた方が良い。クリップはパスポートに出入国カードを留めて置くのに使う。なお、③を申請するときにホテルのフロントに①と②を預けることになるが、後で自分で取りにいかないと帰ってこないので注意。

 

2.日常会話集的な物を買う
 ロシア語を学んでいるならともかく、全く知識がない状態でロシアに赴くのはまずい。なぜなら、ロシアでは英語は基本通じないからだ。マジで。本から言いっ放しの即席カタコトロシア語で良いので知識は持って行った方が良い。スマホの翻訳アプリでも不可能ということはないが、相手にあまり伝わらなかった感じがした。

 

3.携帯のSIMロックを解除する
 これはロシア国内の電話番号(後述)に繋がる話。モスクワ市内では何処かしこにフリーのWiFiが飛んでいるので電波に関しては割と不自由がない。しかし、これを使うにはロシアのSIMカードを買ってロシアの電話番号を手に入れる必要がある。そしてこのSIMカードを有効化する下準備として、予め日本で自身の携帯の契約キャリア(docomo,au,softbankなど)のSIMロック(契約キャリア以外のSIMカードを携帯が受け付けない状態)を解除する必要がある。SIMロック解除は自分でWebから申し込むか、近くの携帯ショップに行って解除してもらうかの2通りの方法があるが、後者は3000円も取られるのでググりながら自分でやったほうが良い。なおこの項目はSIMフリー携帯のユーザーには不要である。

 

4.クレジットカードとドル(かユーロ)を用意する

クレジットカードはその必要性をわざわざ説くまでもないので省略。ロシアの通貨ルーブルの話だが、空港で円で買うよりも、日本で予めドルを買ってロシア現地でルーブルに変えてもらった方が得である。自分の両替時(2017年8月27日)では具体的に、1万円を直接ルーブルに替えると4000ルーブルだが、ドル経由で現地でルーブルに替えると5000ルーブルとなり、1000ルーブル得だ。ドルにして持っていこう。ただし、入国してすぐの必要のために1万円程度は日本でルーブルを買っておくことをお勧めする。

 

入モスクワ後にやったほうが良いこと

 

1.SIMカードを買う
SIMカードを買う。これは現代人にはかなり必要。ロシアのSIMカードは日本と比較してかなり安い(10なんとかGBで2000円弱)のでケチらずに買おう。市街地を歩いてればMeгaΦoн(メガフォン)というキャリアの販売店がそこいらにあるはずなので、形態を差し出してプリペイドシムとか言っとけば買えるはず。操作は全部店員に任せてOK。そうするとロシアの電話番号が手に入るので市内のWiFiを使えるようになる。WiFiルーターを買う必要は全くない。ただしアイフォンの場合はSIMカード挿入後一瞬どこかの完全フリーWi-Fiにつなぐ必要がある(アクティベートのため)。自分は寮のWi-Fiでどうにかしたが、多分スタバとか行けばどうにかなる。

 

2.ルーブルを手に入れる
言わずもがな。両替所では日本のように係員と直接やりとりするのではなく閉じ切った窓を隔てて回転板でお金のやりとりをするので、最初見た時は戸惑う。

 

3.トロイカカードを手に入れる
トロイカカードというのは日本でいうPasmo的なアレである。地下鉄の窓口に行って、50ルーブル以上のお金をおばちゃんに渡して、罵られながら買うことになる。チャージは機械でできる。これを持っていると、地下鉄の乗車賃が55ルーブルから35ルーブルに割引になる。

 

「ロシア語研修」プーシキン記念ロシア語大学への日本からの留学者へ

以下はあくまでも自分の個人的感想である

1.寮
そんなに汚くない。自分の部屋だけかもしれないがまだゴキブリもハエも計1匹しか見ていない。ただところどころ臭いのは噂通り。毛布はそんなに臭くないがチクチクする。まあ1000ルーブルでこの設備だからコスパは非常に高い。

 

2.授業
そんなに書かないと上述はしたが、これだけは書いておくと、クラス分けは本当に適当で、「何かの間違いでは?」が頻発している。最初のクラス分けテストは適当に。クラスは移動できる。日本語で応対してくれるお姉さんが居るのでどうにかなる。

 

3.周辺
モスクワ市内ではあるが郊外の方。なかなか散歩のし甲斐はある。スーパーはいっぱいあるので生活には困らない。物価も比較的安い。

 

4.気候
少なくとも9月前後の気温なら、下着用途以外での半袖は要らない。寒い。

 

5.ネット

SIMカード差しとけば基本通信制限にはならない。ツイッターもネットもちゃんとできる。ただ地下鉄の中ではやりにくい。核シェルターだからだ。

 

まあこんなところだろうか。色々日本と違って驚くことはあるが、ロシアでの生活は楽しい。上に記したのは事前に知っていたら適応がスムーズになっていただろうと思うことなので、後にロシアに行く人の何らかの参考になれば幸い。ロシアは楽しい。昨日カツアゲされかけたけど。