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没個性を称えよ、個性を解放せよ

ベッドに鎮座する人体風の奇怪なオブジェの落書き

京都の歩き方一考 その1

柄でもなく数日間ネットから離れてみたものの、やっぱりネットがないと不便なので結局1日数回はPCを見ることにした。そうでないとこのブログの趣旨(何かを継続すること)に反する。ブログで大事なことは何かしらのテーマを持つことなのだが、残念ながら今のところこのブログにそのようなものはない。だから、いつかテーマが見つかるまでは自分が今までに見知ったことについてつらつら書いていこう。

 

 

折角京都に住んでいるので、今日は自分なりの京都のめぐり方をアウトプットしていこうと思う。京都は有名な寺社仏閣が多く、日本随一の観光都市であることは周知のとおりであるが、いざ観光しようとなると結構難しい。

 

○○のアニメが京都が舞台だから(たとえば「けいおん」だとか「四畳半神話大系」だとか)聖地巡礼する~!というようにテーマが決まってるとやりやすいのだが、京都のいいところに連れてってくれと漠然と言われると、私は結構困る。その言葉にかけられた期待は、たぶん歴史的な云々とか、京都のみやびだとかを要求するものなのだが、そういったものは正直祇園とか先斗町界隈くらいにしかない。これはこの1年間多くの訪京してくれた友人に言われた言葉で、私はなるべく彼らの期待にそえるように計画を練ったものの、終わった後一人反省してより良い案が見つかり後悔したものだった。本当に「いいところ」となると私が連れていけるのは「ラウンドワン四条河原町店」「スターバックスコーヒー三条大橋店」「京都大学附属図書館」くらいしかなくなる。

 

かつて坂口安吾翁はその著書「堕落論」の一章、「日本文化私観」において「京都なんてふらっとあるいてふらっと目に入ったところを観ればそれでいい」というような趣旨の主張をされたのだが、私もこれに実に賛成だ。京都はどこでもいいから入っとけばいいのだ。客人も適当に歩かせればそれでよかろう。

 

しかしこれだとせっかく来てくれた客人にあまりにも申し訳ないので、私は大学近辺に安パイの観光ルートを持っている。これは京都観光という行為の一手段として恐らく有用だ。なぜならば大学生の私が結構な頻度で巡っても飽きないからだ。では早速。

 

まずスタート地点は京阪出町柳駅だ。どうせ中京区辺りのホステルに泊まっていたであろう我等は地下鉄烏丸御池駅より東西線三条京阪駅にへ行き、そこで京阪鴨東線に乗り換え出町柳駅へと向かう。

 

出町柳駅を出ると右手に鴨川があるので、鴨川デルタへ向かおう。鴨川デルタは高野川と加茂川が合流するところにできた三角州であり、サークルで集まって騒ぐ大学生集団や、水遊びに興じる近所の子供たちがよくいる。ここから臨む加茂大橋は中々良いものだ。

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鴨川デルタの活気を受けたら、回れ右して北方向へ直進しよう。ここから我々は「糺の森」を抜け下鴨神社へと向かう。糺の森下鴨神社の神域?の土地で、京都市街地で珍しく森林浴が可能な場所。しばらく歩けば下鴨神社の鳥居が見えてくる。

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下鴨神社は本当は賀茂御祖神社と言って、大国主命賀茂建角身命という神様を祀っている。縁結びにご利益があり、世界遺産だそうだ。私は友人が来るたびにここに連れていくので正直もう10回は拝んでいるのだが一向に縁が結ばれる兆しはない。「みたらし団子」の発祥地らしく、7月末にはその語源である御手洗祭が執り行われる。めちゃくちゃ冷たい水路をろうそくを持って歩き、穢れを清めてもらう。気持ちいい。

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(こういう祭り)

 

続く